~キューバにシリンジ(注射器の筒)を送る支援プロジェクトを立ち上げました~
キューバで大規模なデモが起きたのは7月11日。市民が発する「声」や「行動」はSNS上の写真、映像、メッセージ、そしてメディアで世界に発信されてきました。
実際にキューバの人たちが何を求めているのか。現地では何が起こっているのか。情報を集めていると、食料や電力不足、医療品がひっ迫している現地の深刻さが伝わってきました。
キューバは自分にとって、人生観が変わるほど、発見と魅力にあふれる国。そんな大好きな国が大変な状況にあるいま、自分ができることはないのだろうか。
そうした思いでいたところ、やはり、「何ができるか」を模索していた有志の方たちとつながりました。仲間と一緒に、支援を広げていきたい。
そのときはまだ日本で寄付ができる場所がなかったので、キューバに留学していたMisaさん、Noahさん、そしてキューバ・カレタブエナの観光大使のトコさんと、インスタライブで初「対面」して、情報を共有し、「シリンジを10万本送ろう」というプロジェクトを立ち上げました。
医療先進国キューバはコロナ禍で海外に医療団を派遣し、医療崩壊に直面する国ぐにを支援してきました。ところが、国内で医療物資が不足している現状があります。ワクチンを独自開発していますが、接種のための注射器のシリンジ(注射筒)が手に入らないとのことです。
すでに昨年から、米国やカリブ海の国ぐにがシリンジをキューバに送り、支援を呼びかけてきました。米国のNPO団体、Global Health Partnersもそのひとつです。カリブ海の国で貧困に苦しむ子どもたちへの支援もしており、船便による輸送手段も確保しています。
この団体を通して3,000円で約840本のシリンジを送ることができるので、「10万本分」の寄付を送るためのプロジェクトを立ち上げました。期間は7月末まで。ぜひみなさんと一緒に支援の輪を広げることができればと思います。
★★以下、概要となります。★★
\キューバへ注射器(シリンジ)10万本寄付プロジェクト/
【目標本数 10万本!】
(キューバ倶楽部Facebookページ)
Author Profile
- キューバ倶楽部編集長、ライター。ニューヨークでサルサのレッスンを受けたのをきっかけに、2000年に初めて訪れたキューバが心のふるさとに。
旅をするたびもっと知りたくなるキューバを訪れ、AERA、東洋経済オンライン、TRANSIT、ラティーナ、カモメの本棚、独立メディア塾ほか多数の媒体で記事を執筆。
2015年にキューバの現地の様子や魅力を伝える「キューバ倶楽部」をスタート、旅の情報交換や勉強会、講演会などのイベントも運営。
★キューバのエッセンスを生活に取り入れる日々をnote(https://note.com/makizoo)に綴る。
★Twitter: @cubaclub98 ★ Instagram: @cubaclub98
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1万円だけですが、寄付させて頂きました。大阪・西成でグランマ号という居酒屋を営んでいます。グランマ号はもちろんキューバ革命のグランマ号です。
ご支援ありがたく承りました。シリンジ支援のためにお預かりいたします。
「グランマ号」を営んでいらっしゃっているのですね!かっこいい。
いつか大阪を訪ねるときにお伺いできるのを楽しみにしています♬