マキナはどうやって乗るの?~キューバの乗り合いタクシー

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キューバの乗り合いタクシーの外観

キューバの乗り合いタクシーはクラシックカーがほとんど

 

こんにちは。今年9月までキューバに留学していました、元現地特派員の夏子です。

首都ハバナの街中を走るクラッシックカーの多くは、「マキナ(maquina)」と呼ばれる、現地の人たちの乗り合いタクシー。留学生として生活する私にとっては、お金の節約にもなりますので、よく利用していました。

旅行でタクシーを使って行き来すると、ミラマール、ベダード(新市街)、ハバナ・ビエハ(旧市街)の間が多いと思います。外国人向けの通常のタクシーですと、片道5~15CUC(兌換ペソ、約500~1500円)くらい支払うことが多いようです。マキナだと基本、片道10MN(人民ペソ、約40円)で済みます。ミラマールからハバナビエハまで乗っても、20MN(人民ペソ、約80円)です。

ただし、外国人の旅行者がマキナの運転手に値段を尋ねると、「1CUC」(兌換ペソ、約100円)と返事がくることが多いと思います。 現地通貨で乗る相場よりは高いけれど、人民ペソを持っていなければ1CUCを払って、クラシックカーの乗り合いタクシーである、マキナの「乗り心地」を味わうのも悪くないかなと思います。

さて、マキナを乗りこなすにはコツがいります。

マキナが走る場所は決まっていますので、その路線をある程度、把握しておく必要があります。私の場合は現地の人に聞いて、地図に印をつけてもらいました。

その路線に沿って、マキナが来るのを待ち、乗り込んだら、「自分が行きたい場所の近くまで行くか」を乗る前に運転手に尋ねます。スペイン語が流ちょうである必要はないですが、地名が通じないこともあるので、そのときは「キャピトリオの近く」というふうに目印を言うときもあります。たいていの場所は、運転手に降りたい場所を伝えておけば、そこで降ろしてくれます。

 

マキナの中から

昔ながらの内装も味わいがあります

 

それでは、実践編です。ジェスチャーを覚えておきましょう。(運転手も乗客も一緒です)

1.マキナを道で止めるときは、人差し指を横に向けます(←)

2. 「この道沿いで降りたい」というときは、人差し指を下に向けます(↓)

3.乗る人数や、乗れる人数はやはり指で示します!ほかにも「満員だよ」という合図があります。

 

マキナを十分に乗りこなせる上級者なら、セントロ・ハバナにある、マキナのターミナルからちょっとした遠出ができます。 ハバナ近辺のビーチやグアナバコア(Guanabacoa)などの街まで1~2CUCくらいで行くことができます。

たいていのマキナは、ほんもののクラシックカー、つまりとても古いです。 ドアを強く閉めると、運転手から「もっと優しく閉めてね」と言われることもあれば、しっかり強めにひかないとドア閉まらない場合もあります。力加減は難しいですね。

そして、レディファーストの風習からでしょうか、女の人が座席の奥に座る習慣があります。

また、古い車ゆえ、シートのスポンジがすかすかの場合が多々あります。

キューバ人やキューバ人の会話を観察するには絶好の機会ですので、私はマキナが大好きです。

 

 

元キューバ倶楽部現地特派員 夏子

廣瀬夏子

 

2016年3月~9月までハバナ在住。スペイン語とダンスの習得、現地の生活や文化を体験することを目的に6か月滞在。初めてのキューバは2010年。キューバのミュージシャン、Manolito Simonetを聴いて、強烈な刺激を受け、『指差し会話帳』を頼りにキューバを訪ね、以降4回にわたり、キューバを旅する。現地では通りを眺めながら、人を観察するのが好き。「誇り高く、人との距離が近いキューバ人」と生活をしてみたくなり、会社員生活にピリオドを打って、キューバ行きを決断。趣味はサルサやルンバなど、ラテンダンス。

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キューバ倶楽部 編集部
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