【イベント報告】ブエナ・ビスタと昨今の映画音楽♬

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7月26日、キューバ倶楽部プレミアム「映画ブエナ・ビスタと昨今のキューバ音楽」が、下北沢ボデギータにて開かれました。
 
ゲストに高橋政資さん、清野史郎さんをお迎えし、7月20日より公開された、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の音楽をより楽しみ、そして、多様なキューバ音楽の魅力を知るためのトークイベントは大盛況となりました!
 
第一部は映画ブエナ・ビスタでカバーされているソンの名曲の数々を、オリジナル版で聴き、また昔の映像で楽しみました。高橋さんには、ソンの成り立ちや、どうサルサなどの音楽に影響を与えたか、説明をいただきました。
 
ヨーロッパ系(白人)とアフリカ系(黒人)の音楽がどのように影響を与えて、融合したか。キューバ独特の社会背景も、清野史郎さんにご解説いただき、興味深い内容でした。
 
37800388_1613761475417227_3254112255628804096_n (1) 第二部では高橋さんおすすめのさまざまなジャンルの音楽は、ボーカル、リズム、かけあいなど、キューバ音楽らしさを堪能できるセレクションでした。ソン、あるいは伝統的なキューバ音楽のルーツをひく経緯や、キューバのミュージシャンたちの演奏がなぜレベルが高いのか、といった歴史、社会の事情も知ることができました。
 
「楽しい」「センチメンタル」など、漠然ととらえていた音楽も、源流をひもといたり、時代背景やミュージシャンについて理解が深まると、さらに味わい深さが変わってきますね。
 
キューバの音楽にほれ込み、現地に足を運び、演奏活動をしたり、レコードレーベルも立ち上げたりと、深くかかわっていらした、高橋さんならではの音楽のセレクションとお話でした。
 
今回は映画ブエナ・ビスタにからめた音楽企画でしたが、また違う角度から、ぜひ続きを!というリクエストもいただきましたので、また今後につなげたいと思います。ご意見・ご要望がございましたら、ぜひお寄せください。
 
◇8月13日発売予定の「ギター・マガジン」に高橋政資さんのインタビューが掲載されます。 https://www.rittor-music.co.jp/ ◇高橋さんが執筆されているラテン音楽ウェブマガジン「el Pop」のサイト http://elpop.jp/

Author Profile

斉藤 真紀子
斉藤 真紀子
キューバ倶楽部編集長、ライター。ニューヨークでサルサのレッスンを受けたのをきっかけに、2000年に初めて訪れたキューバが心のふるさとに。
旅をするたびもっと知りたくなるキューバを訪れ、AERA、東洋経済オンライン、TRANSIT、ラティーナ、カモメの本棚、独立メディア塾ほか多数の媒体で記事を執筆。
2015年にキューバの現地の様子や魅力を伝える「キューバ倶楽部」をスタート、旅の情報交換や勉強会、講演会などのイベントも運営。
★キューバのエッセンスを生活に取り入れる日々をnote(https://note.com/makizoo)に綴る。
★Twitter: @cubaclub98 ★ Instagram: @cubaclub98
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